2024年(第21回)核医学専門医試験 解答・解説

核医学専門医試験・第21回(2024年)

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解答候補として掲載:問27・34・56。解答未確定:問46・50・54。各項目に理由を記載しています。

物理・問1

出題テーマ核種ごとの壊変形式とα線治療

解答例:e

考え方

α壊変ではヘリウム原子核が放出されます。骨転移治療に用いるRa223はα線放出核種で、他の4核種の主な粒子放出とは区別します。

各選択肢の解説

  • a:誤り — Y90は主としてβマイナス壊変を起こす治療核種です。
  • b:誤り — I131はβマイナス壊変に伴う電子とγ線を放出します。
  • c:誤り — Xe133はβマイナス壊変を起こし、換気検査では光子を利用します。
  • d:誤り — Lu177はβマイナス壊変核種で、治療後画像に使える光子も放出します。
  • e:正しい — Ra223とその壊変系列から放出されるα線を治療に利用します。

根拠・参考文献

物理・問2

出題テーマTc99mの核異性体転移と約6時間の半減期

解答例:b

考え方

Tc99mは準安定状態からTc99へ核異性体転移し、約140keVの光子を放出します。半減期は約6時間です。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 原子番号・質量数を変えず、励起状態から低いエネルギー状態へ移る壊変です。
  • b:誤り — 3時間ではなく約6時間です。6時間で放射能が約半分になります。
  • c:正しい — 核異性体転移の後に基底状態のTc99が残ります。Tc99自体にも長い半減期があります。
  • d:正しい — 主なγ線は約140keVで、通常のガンマカメラに適したエネルギーです。
  • e:正しい — Mo99は約66時間で壊変し、ジェネレータでTc99mを供給します。

根拠・参考文献

関連する過去問

線量評価・問3

出題テーマCTのDLPとCTDIvol・撮影範囲の関係

解答例:c

考え方

DLP=CTDIvol×撮影長です。CTDIvolのmGyに長さcmを掛けるため、単位はmGy・cmとなります。実効線量Svとは別の指標です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — mGyはCTDIvolなどの単位で、撮影長を掛けたDLPの次元が不足します。
  • b:誤り — mSvは実効線量等の単位で、DLPをそのまま表す単位ではありません。
  • c:正しい — 線量指標と長さの積という定義に一致します。
  • d:誤り — 組織の重み付け等を含むSvへ置き換えることはできません。
  • e:誤り — 撮影長で割る量ではなく、撮影長を掛ける量です。

根拠・参考文献

機器・問4

出題テーマガンマカメラの感度と空間分解能のトレードオフ

解答例:b

考え方

結晶を厚くすると入射光子を吸収する確率が増えて感度が高くなります。一方、光の広がり等により固有分解能は一般に低下します。感度と分解能を同じ指標と考えないことが要点です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — コリメータは到来方向を選別するため多くの光子を除き、検出できる光子数は減ります。
  • b:正しい — 結晶内で相互作用する確率が厚さとともに増します。
  • c:誤り — 高計数率ではパイルアップ等の影響があり、分解能が一律に改善するわけではありません。
  • d:誤り — 厚い結晶では光の位置情報が広がり、一般には固有分解能が悪化します。
  • e:誤り — 平行多孔コリメータは、孔径等が同じなら孔の長さを長くすると角度の選別が厳しくなり分解能が向上します。

根拠・参考文献

機器・問5

出題テーマPETの減弱・検出器幾何学・偶発同時計数

解答例:b

考え方

均一な放射能を持つ円柱でも、減弱を補正しないと中心から出る光子ほど長い物質中を通るため、中心の再構成値が低くなります。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 同じ軸方向長等の条件では、大きなリングは検出器が見込む立体角を減らします。直径だけで感度が上がるとはいえません。
  • b:正しい — 中心の光子対ほど物質による減弱を受けやすく、中心が低い不均一像になります。
  • c:誤り — 結晶の分割と光の重心演算で位置を推定するため、光電面の大きさがそのまま分解能の下限にはなりません。
  • d:誤り — 散乱割合は物体形状、エネルギー窓等に依存し、計数率に単純比例する量ではありません。
  • e:誤り — 偶発同時計数は各検出器の単一計数率の積に依存し、活動量を上げるとその割合は通常増える方向です。

根拠・参考文献

解析・問6

出題テーマ核医学の定量指標とモデル解析の対応

解答例:a

考え方

血液から脳組織への移行と洗い出しを区画として表すモデルから脳血流を推定できます。画像の位置合わせ、周期解析、集積率の計算とは目的が異なります。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 入力関数と組織の時間変化を用い、血流に関係する移行定数等を推定します。
  • b:誤り — 左室駆出率は拡張末期と収縮末期の容積又は補正した血液プール計数から求めます。アフィン変換は画像の位置合わせ等に使います。
  • c:誤り — 通常の甲状腺摂取率は、標準線源等に対する甲状腺計数の比を背景・減衰等で補正して求めます。
  • d:誤り — GFRは薬剤クリアランスや腎集積率等により推定します。フーリエ解析は周期的変動の解析等に用います。
  • e:誤り — 右左シャント率は肺を通過したMAAの肺外分布などから算出します。位相解析は心収縮のタイミング等を評価します。

根拠・参考文献

放射性医薬品・問7

出題テーマ通常のIn111製造と原子炉・ジェネレータ供給

解答例:c

考え方

通常の臨床供給ではIn111はサイクロトロンで製造されます。Tc99mの直接加速器製造など別経路の研究・実用例と、設問の通常の供給を分けます。

各選択肢の解説

  • a:誤り — Y90は原子炉やSr90/Y90ジェネレータによる供給が代表的です。
  • b:誤り — Tc99mは通常Mo99/Tc99mジェネレータから溶出して用います。
  • c:正しい — 荷電粒子を照射するサイクロトロンによる製造が代表的です。
  • d:誤り — I131は主に原子炉での核分裂生成物又は中性子照射を利用して製造されます。
  • e:誤り — Xe133は原子炉の核分裂生成物から得る方法が代表的です。

根拠・参考文献

関連する過去問

物理・問8

出題テーマ物理的半減期と生物学的半減期の合成

解答例:b

考え方

物理的減衰と体外への排泄が独立した指数過程なら、1/Te=1/Tp+1/Tbです。Te=8×80/(8+80)=7.27日となります。実効半減期はどちらの半減期よりも短くなります。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 0.1375は半減期の逆数を加えた値で、日という単位の半減期ではありません。
  • b:正しい — 二つの減少過程を合成した7.27日の丸め値です。
  • c:誤り — 物理的半減期より長くなる値は、排泄も加わる条件と矛盾します。
  • d:誤り — 二つの半減期の差をとっても合成した減少速度にはなりません。
  • e:誤り — 半減期を加算するのではなく、減少速度に相当する逆数を加えます。

根拠・参考文献

物理・問9

出題テーマI123の時間減衰によるモル放射能の変化

解答例:d

考え方

I123の半減期を約13.2時間とし、6.5時間後の減衰係数は2^(−6.5/13.2)です。400に掛けると約284GBq/μmolとなり、最も近い値を選びます。モル量はこの時間で実質的に一定とみなす設問です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 6.5時間は数半減期に相当せず、この小ささまでは減衰しません。
  • b:誤り — 1半減期より短い経過時間なので、初期値の約1割という値にはなりません。
  • c:誤り — 半分になるのは約13.2時間後で、6.5時間後は半分より多く残ります。
  • d:正しい — 約0.71倍を掛けた計算値に最も近い値です。
  • e:誤り — 放射性核種の減衰を無視した値です。

根拠・参考文献

脳神経・問10

出題テーマ受容体・輸送体・代謝・沈着物を標的とする画像薬

解答例:e

考え方

Iomazenilは中枢性ベンゾジアゼピン受容体への結合を利用します。DATも細胞膜蛋白ですが、受容体ではなく再取り込みを担う輸送体です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — FDGは糖輸送体で取り込まれ、リン酸化後の保持を利用する代謝画像薬です。
  • b:誤り — Flutemetamolはアミロイド沈着に結合する薬剤で、神経伝達物質受容体を画像化する薬ではありません。
  • c:誤り — HMPAOは血流に応じて脳へ到達し、細胞内で保持されます。
  • d:誤り — Ioflupaneの主標的はシナプス前のドパミントランスポータです。
  • e:正しい — 後期像の分布が中枢性ベンゾジアゼピン受容体への特異的結合を反映します。

根拠・参考文献

関連する過去問

肝胆道・問11

出題テーマGSAと肝細胞のアシアロ糖蛋白受容体

解答例:e

考え方

GSAはガラクトース残基を介して肝細胞表面のアシアロ糖蛋白受容体に認識されます。機能する肝細胞の受容体量と動態を肝機能評価に利用します。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 脂溶性薬剤のような膜を通るだけの集積ではありません。
  • b:誤り — 肝脾コロイド像に関係する網内系の取り込みとは異なります。
  • c:誤り — 膜輸送体を介する輸送を主機序とする薬剤とは区別します。
  • d:誤り — 粒子が毛細血管で捕捉されるMAA等の機序ではありません。
  • e:正しい — ガラクトース残基が肝細胞の受容体に認識され取り込まれます。

根拠・参考文献

放射性医薬品・問12

出題テーマMo99/Tc99mジェネレータの溶出液と過渡平衡

解答例:d

考え方

ジェネレータの溶出には指定された生理食塩液を用います。精製水へ置き換えると、注射液の組成・浸透圧等も適合しません。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 製品は室温保存として取り扱います。
  • b:正しい — 親が約66時間、娘が約6時間という関係から過渡平衡を形成します。
  • c:正しい — 完全に娘を除いた後の生成量は、およそ1日で最大付近に達します。
  • d:誤り — 指定溶出液は生理食塩液であり、精製水ではありません。
  • e:正しい — Moを吸着したアルミナカラムから娘の過テクネチウム酸を分離します。

根拠・参考文献

内用療法・問13

出題テーマRa223の骨集積・壊変系列・主な糞中排泄

解答例:d

考え方

Ra223はカルシウムに似た挙動で骨形成部位へ集まり、主に糞便へ排泄されます。排泄物管理の注意も尿排泄主体の薬剤と区別します。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 物理的半減期は約11.4日です。
  • b:誤り — 安定な最終核種に至るまで複数の娘核種を経由します。
  • c:誤り — ラジウムはアルカリ土類金属で、カルシウム類似の骨集積を示します。
  • d:正しい — 主な排泄経路は消化管を介する糞中排泄です。
  • e:誤り — 所定の退出基準・施設要件・指導を満たせば外来治療が可能で、全例の治療病室入院が必須という意味ではありません。

根拠・参考文献

品質管理・問14

出題テーマTc標識のキット管理と非放射性Tcの蓄積

解答例:d

考え方

ジェネレータを長時間溶出しないと、Tc99mの壊変で生じた長寿命Tc99も蓄積します。放射能MBqだけでは総テクネチウム量を評価できず、標識反応にも影響し得ます。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 一度解凍したキットを独自に再凍結して使用せず、製品の保存・調製手順を守ります。
  • b:誤り — キット由来成分の混入を避けるため、複数キット間で同じシリンジを使い回しません。
  • c:誤り — 製造販売業者の品質保証下の調製済み製剤について、全例で使用前の放射化学的純度検定が必須という一律の規定ではありません。
  • d:正しい — 放射性Tc99mだけでなく、長寿命Tc99の蓄積を含めてTc濃度を考えます。
  • e:誤り — 標識後の追加は未標識過テクネチウム酸を増やすため、独自の継ぎ足しは行いません。

根拠・参考文献

安全管理・問15

出題テーマ無菌性と作業者保護を両立する調製設備

解答例:a

考え方

クリーンベンチは製剤を清浄な気流で保護する設備で、作業者の内部被ばく防止を保証するものではありません。無菌性と放射性物質の封じ込めを満たす安全キャビネット等を検討します。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 製剤保護と作業者保護は別です。単にクリーンベンチ内で作業すれば内部被ばくを防げる、とはいえません。
  • b:正しい — 保管条件に個別指定がある場合はそれを優先し、それ以外も温度・光と使用期限に注意します。
  • c:正しい — シリンジシールドで手指等への外部被ばくを低減します。
  • d:正しい — 薬液やエアロゾルの噴出を避けるようバイアル内の圧力を管理します。
  • e:正しい — ラジオクロマトグラフィにより目的化学形と不純物を分離して割合を評価できます。

根拠・参考文献

関連する過去問

安全管理・問16

出題テーマ外部被ばくの三原則と内部取り込み防止

解答例:d

考え方

外部被ばくは時間・距離・遮蔽で減らします。内部被ばくでは吸入・経口摂取・皮膚汚染などによる取り込みを防ぐ管理が中心です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 点線源・散乱等を無視できる条件では線量率は距離の2乗に反比例します。
  • b:誤り — 線量率が一定なら積算線量は取り扱い時間に比例します。
  • c:誤り — 短半減期でも汚染を防ぐ手袋等の防護が必要です。
  • d:正しい — γ線には鉛・タングステン等を用い、核種のエネルギーと必要透過率に応じ厚さを選びます。
  • e:誤り — 遮蔽だけでは体内への取り込みを防げません。封じ込め・換気・防護具・汚染管理が必要です。

根拠・参考文献

品質管理・問17

出題テーマ放射線による自己分解と製剤品質の多面的管理

解答例:e

考え方

線源を鉛で囲んでも、製剤内部で起こる放射線化学反応はなくなりません。保存条件、放射能濃度、安定化剤、時間を含め品質を管理します。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 注射剤等に必要な発熱性物質の管理を、吸入ガス全般へ一律適用する記述ではありません。
  • b:誤り — 放射性であることを理由に注射剤のpH規格が免除されるわけではありません。
  • c:誤り — 化学的安定性・放射化学的純度・無菌性なども使用期限を制約します。
  • d:誤り — γ線スペクトルは核種の同定・放射性核種純度に用います。同じ核種の化学形の違いは通常クロマトグラフィ等で評価します。
  • e:正しい — 外部への放射線を減らす容器でも、製剤自身から受ける照射による分解を防げません。

根拠・参考文献

線量評価・問18

出題テーマMIRDの生体内動態と化学形・標準ファントム

解答例:b

考え方

臓器線量は、線源臓器に時間積分した放射能と、線源から標的へのS値から求めます。同じ核種でも化学形が変わると分布・滞留が変わるため、線量計算に影響します。

各選択肢の解説

  • a:誤り — α線放出核種にも適用でき、線種に応じたエネルギー付与やモデルを考慮します。
  • b:正しい — 化学形により臓器への集積と排泄が変わり、時間積分放射能が変化します。
  • c:誤り — モル放射能だけから各臓器の時間積分放射能は決まりません。投与放射能・生体内分布と滞留の情報が必要です。
  • d:誤り — 通常の臓器平均モデルには臓器内の分布を仮定する限界があります。不均一性を問わず常に同じ精度となる方法ではありません。
  • e:誤り — MIRDの定義は日本人男女の平均体型に限定されません。各種の標準ファントムや患者別モデルを使用します。

根拠・参考文献

関連する過去問

法規・問19

出題テーマ治療患者の退出基準と第三者の外部・内部被ばく

解答例:e

考え方

退出基準は周囲の人の線量を所定の条件内に抑えるための基準です。I131では吸入による内部被ばくも評価されており、外部被ばくだけを考える記述は誤りです。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 2021年改正通知は退出時の記録を退出後2年間保存するとしています。他の帳簿の保存年限と混同しません。
  • b:正しい — 通知では一般公衆について年間1mSvを超えないことを基本とします。
  • c:正しい — 介護者については1件につき5mSvの線量拘束値を用います。
  • d:正しい — 基準を満たさなければ、適切な放射線管理のある病室での管理を継続します。
  • e:誤り — I131の呼気等に伴う内部被ばくを含むモデルがあります。内部被ばくをすべて除外して評価するわけではありません。

根拠・参考文献

法規・問20

出題テーマ2021年の診療放射線技師の業務拡大と薬剤の範囲

解答例:a

考え方

2021年改正では放射性医薬品の体内投与等と関連行為が追加されました。核医学検査に併用する一般の薬剤すべてを投与できるという拡大ではありません。所定の研修、医師等の具体的指示と安全確保が前提です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 利尿薬は診断用放射性医薬品そのものではなく、今回の核医学関連の追加行為から一般薬投与まで認められるわけではありません。
  • b:正しい — 静脈路に接続した放射性医薬品の投与装置の操作が追加行為に含まれます。
  • c:正しい — 放射性医薬品の投与終了後に行う抜針と止血が明記されています。
  • d:正しい — 放射性医薬品を人体内へ投与して照射する行為の追加に対応します。装置関連行為だけの拡大ではありません。
  • e:正しい — 既に確保された適切な静脈路からの放射性医薬品投与も、医師等の具体的指示下で行う範囲として整理します。

根拠・参考文献

法規・問21

出題テーマI131転移治療の患者別積算線量による退出判定

解答例:b

考え方

通知は、投与量や線量率による基準と、患者ごとの動態等を用いる積算線量に基づく評価を区別しています。設問が尋ねるのはI131による甲状腺癌転移治療の患者別評価です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 甲状腺機能亢進症には通知に掲げる投与量等の基準があります。本問の患者別積算線量方式を代表する対象ではありません。
  • b:正しい — 甲状腺癌転移治療では、患者ごとの残留・排泄と周囲の人の被ばく条件を考慮する積算線量方式が示されています。
  • c:誤り — 全摘後の外来アブレーションには対象患者と投与量等の条件が別に定められています。
  • d:誤り — Y90標識抗体治療の核種別基準と、I131転移治療の患者別方式を区別します。
  • e:誤り — Lu177治療には核種・治療法に対応した退出要件があります。I131の患者別積算線量基準と一括しません。

根拠・参考文献

脳神経・問22

出題テーマアセタゾラミド負荷と脳血流トレーサ投与の順序

解答例:e

考え方

負荷で増えた血流を撮るには、負荷が効いている時相の血流を標識する必要があります。先にトレーサを投与して保持された分布を、後からの薬剤負荷で負荷像へ変えるわけではありません。

各選択肢の解説

  • a:正しい — IMPでは流入・洗い出し・再分布の影響により、早期と遅延で相対分布が変わり得ます。
  • b:正しい — 中枢性ベンゾジアゼピン受容体を標的とする薬剤です。
  • c:正しい — Ioflupaneは通常、投与3〜6時間後に撮像します。
  • d:正しい — ECDの添付文書は投与5分以降の撮像を示しています。
  • e:誤り — 通常の負荷血流測定では先に負荷薬を投与し、血管拡張が得られる時相にトレーサを投与します。分割投与法などでも各投与の意味を区別します。

根拠・参考文献

脳神経・問23

出題テーマアミロイドPET陰性の意味と2024年の適正使用

解答例:c

考え方

アミロイドPETはアミロイド病理の有無を評価します。陰性ならAD病理は否定的ですが、認知症全般を否定する検査ではありません。2025年に追加された抗体薬治療後のプラーク除去確認は、2024年の出題時点と区別します。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 必要放射能や用量は各製剤で異なり、同一量ではありません。
  • b:誤り — 蓄積の有無は臨床的重症度そのものを表す尺度ではありません。
  • c:正しい — 検出限界などの制約はありますが、陰性所見はAD病理に否定的な材料です。
  • d:誤り — 本問の2024年時点の一般的な適正使用では、治療効果の経時判定を一律の用途とはしません。現在のドナネマブ後の用途と混同しません。
  • e:誤り — 撮像の待機時間や収集時間は薬剤ごとに設定されています。

根拠・参考文献

脳神経・問24

出題テーマADに特徴的な後方内側皮質の血流低下

解答例:a

考え方

ADでは後部帯状回・楔前部や頭頂側頭葉の血流低下が手掛かりです。分布は診断を支持しますが、単独で病理を確定するものではありません。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 後部帯状回と楔前部の低下はADを支持する典型分布の一部です。
  • b:誤り — 前頭葉低下だけではPDに特異的とはいえず、他の変性疾患や機能状態でも生じます。
  • c:誤り — DLBで重視するのは後頭葉低下等で、脳幹の増加を代表所見とはしません。
  • d:誤り — 高位円蓋部の相対的な血流変化をMSA特異所見とはしません。MSAでは小脳や橋・基底核等の分布を評価します。
  • e:誤り — FTDでは前頭・前側頭葉優位の低下を評価し、後部帯状回の増加を特異的根拠とはしません。

根拠・参考文献

脳神経・問25

出題テーマ純粋自律神経不全と黒質線条体機能の相対的温存

解答例:d

考え方

純粋自律神経不全では臨床的な中枢のパーキンソニズムを欠くことが多く、他の選択疾患に比べ線条体DATが保たれやすいと考えます。ただし異常DAT例も報告され、正常が診断上の絶対条件という意味ではありません。

各選択肢の解説

  • a:誤り — PDは黒質線条体ドパミン神経障害によりDAT低下を示します。
  • b:誤り — PSPでもシナプス前ドパミン神経障害を認め得ます。
  • c:誤り — DLBではDAT低下が診断を支持するバイオマーカーとなります。
  • d:正しい — 末梢自律神経障害が主となる典型像では線条体が比較的保たれます。中枢病変や将来の他疾患への移行例には注意します。
  • e:誤り — MSA-Pでも黒質線条体系障害を伴いDAT低下を示し得ます。

根拠・参考文献

脳神経・問26

出題テーマ発作時SPECTでは注射時刻が記録する血流を決める

解答例:d

考え方

発作開始後できるだけ速やかに血流トレーサを投与し、その時の分布を保持させます。患者の安全を優先した治療は必要ですが、抗発作薬後にゆっくり投与すると発作時血流を捉えられないおそれがあります。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 撮像中の体動を避けるため、分布を捉えた注射後に安静・安全が確保されてから撮像できます。
  • b:正しい — 脳波とビデオ等を併用して発作起始と注射時刻を記録します。
  • c:正しい — ECDは発作時血流の記録に使用される薬剤です。
  • d:誤り — 注射の遅れと緩徐投与は、発作起始の短い灌流変化を記録する目的に適しません。
  • e:正しい — ECDの分布保持を利用して後から撮像できます。遅延によるカウント減少等と、薬剤の使用・撮像手順を考慮します。

根拠・参考文献

関連する過去問

循環器・問27

出題テーマ平衡時心プール法と絶対容積の測定条件

解答例:d(候補)

未確定・通常の平面像を想定すればdが候補。手法の限定を要確認

考え方

心プール法は血液プールの周期的変化からEFや充満指標を求めます。通常の平面像では容積変化の相対評価と絶対容積を区別します。ただし校正法や心プールSPECTによる容積測定もあるため、方法を限定しない設問ではdを無条件に不可能とは断定できません。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 時間放射能曲線から最大充満率等を解析し、拡張期機能を評価できます。
  • b:正しい — 心室輪郭の収縮に伴う変化から局所壁運動を評価できます。
  • c:正しい — 心室EFを評価できますが、右房等との重なりによって右室の精度に制約があります。
  • d:条件付き — 通常の平面像の計数比だけでは絶対容積は決まりません。一方、血液の比放射能等による校正や断層法なら測定法があるため、設問の想定条件を要確認です。
  • e:正しい — 血管内に保持されるTc標識赤血球やアルブミンを利用します。

根拠・参考文献

循環器・問28

出題テーマBMIPPと血流の乖離・HCMとDCMの違い

解答例:d

考え方

BMIPPは側鎖を持つ脂肪酸で、虚血後の代謝障害が血流の回復より遅れて残ることがあります。HCMでは血流に比べたBMIPP低下が目立ち、特発性DCMは一般にその乖離が少ないという整理です。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 分岐した側鎖により代謝を制限し、心筋内に保持される性質を利用します。
  • b:正しい — TlとI123などの同時収集は可能ですが、核種間の光子混入への対策が必要です。
  • c:正しい — この設問でのミスマッチは、血流に比べて脂肪酸代謝集積の低下が広い又は強い状態です。
  • d:誤り — 一般には特発性DCMよりHCMで乖離が目立ちます。拡張相HCMを特発性DCMと混同しません。
  • e:正しい — 急性期や再灌流後には血流が改善しても代謝障害が残るため、乖離が認められやすくなります。

根拠・参考文献

循環器・問29

出題テーマMIBG後期像の時刻と交感神経機能

解答例:c

考え方

心臓MIBGは通常、投与後早期と約3〜4時間後の後期像を比較します。腫瘍検索等で用いる翌日像と、心臓交感神経機能評価の標準時相を分けます。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 心不全では洗い出し率や後期H/Mが予後と関連します。値は測定・補正方法にも依存します。
  • b:正しい — ノルアドレナリンに似た分子として神経終末へ取り込まれます。
  • c:誤り — 心臓検査の標準的な後期像を24時間後とするのは不適切です。
  • d:正しい — 主に神経性uptake-1によって取り込まれます。
  • e:正しい — 三環系抗うつ薬などの取り込み阻害薬が集積と解釈に影響します。

根拠・参考文献

循環器・問30

出題テーマ心電図同期SPECTのカウントとTc心筋血流製剤

解答例:b

考え方

同期SPECTでは心周期を分割するため、各時相に十分なカウントが必要です。Tc標識心筋血流製剤は光子エネルギー・投与可能放射能・集積保持の点で適しています。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 骨親和性薬で、通常の灌流と同期心機能評価の第一選択ではありません。
  • b:正しい — 十分な心筋カウントを得やすく、灌流と収縮を同時評価できます。
  • c:誤り — 交感神経評価用で、低集積例では心筋輪郭抽出が不安定になり得ます。
  • d:誤り — 脂肪酸代謝薬で、通常の同期血流SPECTに最も適した選択ではありません。
  • e:誤り — Tlでも同期解析は可能ですが、Tc製剤に比べ低エネルギー・低カウントの制約があります。

根拠・参考文献

循環器・問31

出題テーマTl再分布とTc製剤の線量・減弱・抽出率

解答例:e

考え方

Tlは一度投与した後の再分布を利用して負荷時と遅延時を比較できます。Tc製剤では通常、負荷と安静でそれぞれ投与するため撮像手順が異なります。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 標準的な検査ではTlの線量係数と長い半減期に注意します。Tcの投与MBqが大きいだけで被ばくが多いとはいえません。
  • b:誤り — 胆嚢・肝胆道の強い背景集積は主としてTc心筋血流製剤で問題となります。
  • c:誤り — Tlの主な撮像光子はTcより低エネルギーで、減弱の影響を受けやすくなります。
  • d:誤り — 初回抽出率は一般にTlがTc製剤より高いという関係です。
  • e:正しい — 負荷時の分布と遅延再分布像を、一回の投与から比較できます。追加投与が必要なプロトコールもあります。

根拠・参考文献

腫瘍・代謝・問32

出題テーマFDGの腎排泄とインスリン・運動・寒冷の影響

解答例:d

考え方

インスリンは筋への糖輸送を促し、FDGを筋へ取り込ませます。腫瘍検査では血糖値だけでなく、直前のインスリン・食事・運動も確認します。

各選択肢の解説

  • a:誤り — FDGは主に腎から尿へ排泄され、腎盂・尿管・膀胱に生理集積します。
  • b:誤り — 高血糖では糖との競合などにより脳へのFDG集積が低下する方向です。
  • c:誤り — 運動で代表的に増えるのは活動した骨格筋の集積で、骨・関節の一律の増加ではありません。
  • d:正しい — インスリン投与後は骨格筋への取り込みが増え、腫瘍とのコントラストにも影響します。
  • e:誤り — 寒冷刺激で褐色脂肪が活性化するため、通常は冬季・寒冷環境で問題になりやすくなります。

根拠・参考文献

内分泌・一般核医学・問33

出題テーマ薬剤ごとに異なる早期像と遅延像

解答例:b

考え方

副甲状腺MIBIの二相法は通常、投与後早期と約2〜3時間後の洗い出しを比較します。初めての撮像を6時間後とする組合せは標準的ではありません。

各選択肢の解説

  • a:正しい — Ga67の腫瘍像では投与後2〜3日程度の遅延像を利用します。
  • b:誤り — 早期像を省き6時間後だけから開始することを、標準的な副甲状腺二相法とはしません。
  • c:正しい — In111受容体画像では数時間後と翌日の像を比較します。
  • d:正しい — I123-MIBGの腫瘍検索では数時間後と翌日像を利用し、心臓検査の後期像と区別します。
  • e:正しい — Tl腫瘍像では早期集積と数時間後の保持・洗い出しを比較する方法があります。

根拠・参考文献

腫瘍・消化器・問34

出題テーマFDGのびまん性腸管集積と血糖の区別

解答例:c(候補)

解答候補・各原因の比較を直接示す資料は追加確認が必要

考え方

腸管の集積には炎症、運動、便通・薬剤等の影響があります。高血糖は腸管のびまん性亢進を代表する原因としては選ばず、cを候補とします。メラノーシスでも集積亢進例が報告されています。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 腸炎や腸管運動の変化を背景に集積が変わり得ます。下痢という症状だけで原因を確定はしません。
  • b:正しい — 便通、便内容、下剤使用等を含めて評価し、便秘と集積亢進が併存する場合があります。
  • c:誤りの候補 — 血糖との競合はFDG分布に影響しますが、びまん性腸管高集積の代表的な説明ではありません。
  • d:正しい — 活動性腸炎は炎症細胞の糖代謝亢進を反映して集積します。
  • e:正しい — メラノーシスの部位と一致して集積が増えた症例集積があります。悪性・炎症の確定所見とは限りません。

根拠・参考文献

内分泌・問35

出題テーマ副腎皮質シンチ製剤に含まれるエタノール

解答例:d

考え方

検査の対象臓器だけでなく添加物を確認します。副腎皮質用のアドステロールはエタノールを含み、アルコールに対する反応や相互作用への注意が必要です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — クエン酸Ga製剤は、この比較でエタノール含有が問題になる代表製剤ではありません。
  • b:誤り — Tl製剤は、この比較で選ぶエタノール含有製剤ではありません。
  • c:誤り — 髄質用MIBGと皮質用コレステロール類似薬の製剤組成を区別します。
  • d:正しい — アドステロールにはエタノールが添加されています。相互作用薬と過敏反応の既往を確認します。
  • e:誤り — 受容体標的のIn111製剤と副腎皮質薬の添加物を混同しません。

根拠・参考文献

呼吸器・問36

出題テーマMAAの肺毛細血管捕捉と投与体位・シャント方向

解答例:b

考え方

MAA粒子のごく一部の肺毛細血管への捕捉を利用して、投与時の肺血流分布を記録します。重篤な肺高血圧や右左シャントでは粒子数等への注意が必要です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 通常は仰臥位で安静呼吸下に投与し、息止めや強い呼吸操作による分布変化を避けます。
  • b:正しい — 肺微小血管への粒子捕捉によって、血流に比例した分布を得ます。
  • c:誤り — 通常は投与後早期に撮像でき、1〜2時間の待機を標準とはしません。
  • d:誤り — 肺を通らず脳などへ移行するのは右左シャントであり、左右シャントではありません。
  • e:誤り — 座位では重力の影響で下肺野へ多く分布し、上肺野優位という説明は逆です。

根拠・参考文献

腎泌尿器・問37

出題テーマMAG3の尿細管分泌と水分・膀胱管理

解答例:a

考え方

MAG3レノグラフィは注射直後から動態収集します。脱水や充満膀胱は排泄を妨げて見かけの異常を生じるため、適切な水分と排尿に注意します。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 検査前の排尿で膀胱内圧を下げ、排泄障害の見かけの悪化を避けます。
  • b:誤り — 通常は脱水を避けるため水分を確保し、一律の飲水制限は行いません。
  • c:誤り — MAG3は主に近位尿細管の分泌で排泄され、DTPAの糸球体濾過とは異なります。
  • d:誤り — Tc99mの撮像には通常低エネルギー用コリメータを使用します。
  • e:誤り — 投与直後からの流入・集積・排泄を記録するため、1時間後から開始する方法ではありません。

根拠・参考文献

肝胆道・問38

出題テーマ肝胆道トレーサが評価する胆汁流出と漏出

解答例:b

考え方

PMT等の肝胆道薬は肝細胞への取り込みと胆汁への排泄を連続して評価します。胆汁漏や胆嚢・胆道の通過評価に役立つ一方、慢性肝炎を特異的に診断する標準検査ではありません。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 胆汁経路の外へ出現する放射能から漏出を評価できます。
  • b:誤り — 肝機能低下が動態へ影響することはありますが、慢性肝炎の病因・診断を特異的に決める用途とは区別します。
  • c:正しい — 胆嚢への流入の有無から胆嚢管閉塞等を評価します。絶食や全身状態などの偽陽性要因に注意します。
  • d:正しい — 嚢胞状胆道への流入・排出や停滞を動的に評価できます。
  • e:正しい — 腸管への胆汁流出を評価しますが、流出がない所見のみで胆道閉鎖を確定できるわけではありません。

根拠・参考文献

  • SNMMI・Hepatobiliary Scintigraphy 4.0:肝胆道シンチの胆汁漏・胆嚢炎・胆道通過評価の位置づけ。米国の使用製剤とPMTの承認条件は同一ではありません。
骨・問39

出題テーマ大腿骨頭壊死の血流障害と初期の集積欠損

解答例:e

考え方

骨シンチの集積は血流と骨形成反応に依存します。血流を失った壊死骨では初期に欠損を示し、周囲の修復反応が進むと辺縁高集積を伴うことがあります。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 炎症に伴う関節周囲の集積亢進が代表的で、中心的な虚血性欠損を選ぶ本問では優先しません。
  • b:本問では選ばない — 通常の骨折では修復性の高集積を考えます。ただし急性期や血流障害を伴う場合の低集積を絶対に否定するものではありません。
  • c:誤り — 長管骨皮質に沿う集積亢進が代表的です。
  • d:誤り — 荷重部や関節周囲の反応性骨形成による集積増加を考えます。
  • e:正しい — 骨頭血流障害による壊死部が欠損として描出され得ます。病期とMRI等を合わせて評価します。

根拠・参考文献

リンパ・問40

出題テーマリンパ浮腫評価の末梢間質投与と運動・遅延像

解答例:d

考え方

末梢から中枢へ移るリンパ流、リンパ節への到達と皮膚逆流を評価します。センチネルリンパ節同定とは検査目的と投与部位を分けて考えます。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 流れが遅い症例では数時間後の像が必要で、15分のみで一律に終える検査ではありません。
  • b:誤り — プロトコールに応じ運動・歩行等の負荷を加え、リンパ輸送を評価します。
  • c:誤り — 局所だけでなく流路全体と所属リンパ節、左右差を確認します。
  • d:正しい — 手足の指間などの皮下・皮内に投与する方法が標準的です。静脈内に投与しません。
  • e:誤り — 本問はリンパ流障害の評価です。腫瘍周囲から最初の流入リンパ節を探すセンチネル検査とは区別します。

根拠・参考文献

内用療法・問41

出題テーマPRRTのSSTR確認・腎保護・晩期骨髄障害

解答例:b

考え方

治療前に腫瘍のソマトスタチン受容体発現を画像で確認しますが、必ずPET/CTでなければならないわけではありません。国内で使うIn111受容体シンチによる評価も区別せず認めます。

各選択肢の解説

  • a:正しい — NETTER-1試験では対照の高用量オクトレオチドに比べPFSが延長しました。
  • b:誤り — SSTR陽性の確認が必要であることと、検査装置をPET/CTに限定することは別です。
  • c:正しい — 受容体への結合を利用するためSSTR陽性腫瘍が治療対象です。
  • d:正しい — 晩期に骨髄異形成症候群や急性骨髄性白血病が生じることがあり、長期観察を要します。
  • e:正しい — リシン・アルギニンを含むアミノ酸輸液で腎尿細管再吸収を抑え、腎線量を低減します。

根拠・参考文献

関連する過去問

内用療法・問42

出題テーマ甲状腺癌I131治療と残存床・遠隔転移

解答例:c

考え方

全摘後でも微量の正常甲状腺組織が残り、初回治療後像では甲状腺床集積をしばしば認めます。残存組織のアブレーションと遠隔転移治療は区別します。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 安定ヨウ素が取り込みを妨げるため、適切なヨウ素制限を行います。
  • b:誤り — 肺転移の治療を、遠隔転移のない患者の低用量外来アブレーションと同じ条件で扱いません。
  • c:正しい — 手術後に残る少量の組織が甲状腺床へ集積することがあります。
  • d:誤り — 遠隔転移治療にrhTSHの残存組織アブレーションの適応をそのまま拡大しません。
  • e:誤り — 脱分化によりFDG優位・ヨウ素低集積となることがあり、FDG高集積を良好なヨウ素集積の指標とはしません。

根拠・参考文献

脳神経・問43

出題テーマレカネマブ適応判定と薬剤別アミロイドPET読影

解答例:d

考え方

原本では大脳皮質、後部帯状回などへの集積がありアミロイド陽性を考えます。MCI等で抗アミロイド抗体薬の適応判定に必要な病理確認を行う検査は、所定の条件を満たせば保険診療の対象です。実際の治療適格性はMRI・病歴等も含め判断します。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 視床等の深部集積をそのまま病的プラーク陽性と読まず、製剤で指定された領域と灰白質・白質コントラストを確認します。
  • b:誤り — 原本の後方内側皮質にも集積を認めるため、後部帯状回が陰性という判断には合いません。
  • c:誤り — アミロイド陽性という所見だけから治療不適格とはいえません。他の適格・除外条件を確認します。
  • d:正しい — 抗体薬の適応判定を目的とするアミロイド病理確認という検査目的に整合します。施設・患者の算定要件の確認も必要です。
  • e:誤り — Flutemetamolは薬剤別の規定に従ってカラースケール等で評価し、白背景のグレースケールを一律の読影条件とはしません。

根拠・参考文献

脳神経・問44

出題テーマCBD/CBSにおける非対称な前頭頭頂葉機能低下

解答例:e

考え方

大脳皮質基底核変性症では臨床症状と対応した強い左右差が画像診断を支持します。ただしCBSの背景病理はCBDだけとは限らず、血流左右差のみで病理確定はできません。

各選択肢の解説

  • a:誤り — MSAでは小脳・橋や基底核の変化を考え、強い大脳皮質の左右差を代表的特徴とはしません。
  • b:誤り — FTDでも左右差があり得ますが、本問で強い非対称性を支持所見として重視する代表はCBDです。
  • c:誤り — ALSでは運動系等の異常を評価しますが、この特徴に最も対応する選択ではありません。
  • d:誤り — DLBでは後頭葉や視覚関連領域の低下等を評価します。非対称性自体が代表的識別所見という意味ではありません。
  • e:正しい — 症状側と反対の前頭頭頂葉等に強い血流・代謝低下を認め得ます。

根拠・参考文献

脳神経・問45

出題テーマ小脳・自律神経症状を伴うMSAとDAT障害

解答例:e

解答例・原本の脳血流分布を確認。MIBGの定量値は掲載されていない

考え方

原本の小脳・脳幹等の血流変化と臨床像からMSAを考えます。MSAでも黒質線条体機能が障害されるため、DAT低下はPDだけに特異的ではありません。

各選択肢の解説

  • a:誤り — MSAのレボドパ反応は一般に乏しい又は持続しにくく、良好と一律には期待しません。
  • b:誤り — 小脳等の血流低下は臨床症状と合わせた支持所見となり、非特異的として無視はしません。
  • c:誤り — 本例では心筋MIBGの著明な低下を中心としたLewy小体病の典型像として読むより、症状と脳血流を統合します。
  • d:誤り — 元画像と統計画像は小脳・脳幹の障害を検討する点で整合し、乖離だけを根拠にアーチファクトとする所見ではありません。
  • e:正しい — MSAでもシナプス前ドパミン機能低下があり、DAT検査は異常となり得ます。

根拠・参考文献

脳神経・問46

出題テーマAD疑い症例での血流分布とPiB陰性の再評価

解答例:未確定

未確定・PiB原画像の判定と血流パターンの再照合が必要

考え方

海馬萎縮と認知機能低下だけでADと決めず、血流の部位とアミロイド画像を合わせて評価します。原本PiB像の皮質・白質コントラストをこの表示だけで十分確定できないため、現段階で単一の解答記号は保留します。

各選択肢の解説

  • a:鑑別の考え方 — 血管性とするには病変分布や血管障害との時間関係を確認します。少量の白質病変だけで決めません。
  • b:鑑別の考え方 — 海馬萎縮は支持し得ますが、アミロイド病理の有無と典型的な後方皮質機能低下を確認する必要があります。
  • c:鑑別の考え方 — 眼球運動異常・姿勢反射障害等の典型症状がなく、画像だけでPSPを第一に選ぶ根拠は不足します。
  • d:鑑別の考え方 — アミロイド陰性と前側頭葉優位の血流低下が確かなら重要な鑑別です。症状と画像分布をさらに照合します。
  • e:鑑別の考え方 — 幻視・認知変動・パーキンソニズムや後頭葉低下などの情報を照合します。現情報のみで確定できません。

根拠・参考文献

脳神経・問47

出題テーマ認知症診療のSPECT適応と発症前アミロイド蓄積

解答例:d

解答例・保険通知及び若年発症の原著を追加確認中

考え方

抑うつ症状があっても認知機能障害の鑑別が必要なら、適切な臨床評価に基づいて脳血流SPECTを検討できます。画像は診断を補助する検査です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 2024年の国内保険診療では、FDGの有用性と一般的な認知症鑑別への保険適用を混同しません。
  • b:誤り — アミロイド病理は臨床症状より前から蓄積し得ます。症状進行後だけに出現するものではありません。
  • c:誤り — 対症薬ドネペジルの処方判定と、抗アミロイド抗体薬の病理確認のための算定条件は異なります。
  • d:正しい — 症状の主訴が抑うつであっても、認知機能障害の病態評価を目的とする血流検査は検討できます。
  • e:誤り — 若年発症ADでは海馬萎縮が比較的目立たず、後方皮質の機能異常が手掛かりとなる場合があります。一律にMRI優位とはしません。

根拠・参考文献

脳神経・問48

出題テーマ線条体後方のDAT低下とパーキンソニズム

解答例:b

考え方

原本は尾状核の集積が残る一方、被殻後方の集積が低い分布です。振戦・表情減少等と合わせてPDを考えます。DAT低下のみでPDを他の変性性パーキンソニズムから確定できるわけではありません。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 本態性振戦では通常DATが保たれ、原本の被殻集積低下と合いにくくなります。
  • b:正しい — 被殻後方から低下する分布と運動症状が整合します。
  • c:誤り — ADのみでは通常DATが保たれるため、この分布の第一選択ではありません。
  • d:誤り — 前頭・側頭葉優位の障害を評価する疾患で、今回のDAT像・運動症状を最もよく説明する選択ではありません。
  • e:誤り — 急速進行性認知症、MRI拡散強調像等を総合して診断する病態で、提示情報に乏しい選択です。

根拠・参考文献

循環器・問49

出題テーマ血流より広いBMIPP低下と冠動脈支配領域

解答例:a

考え方

原本のBMIPP像は下壁を含めTl血流像より低集積が目立ちます。代謝異常と神経機能異常を区別し、血流代謝の差のみから急性梗塞を確定しません。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 下壁側のBMIPP低下は右冠動脈領域の脂肪酸代謝障害に整合します。冠動脈支配には個人差があります。
  • b:誤り — BMIPPは脂肪酸代謝の薬剤で、交感神経を直接評価するMIBGとは異なります。
  • c:誤り — 前壁・心尖部側も両製剤の分布の差を比較し、ミスマッチがないと断定しません。
  • d:誤り — 血流像の障害の位置と、BMIPPでより目立つ領域を混同しません。
  • e:誤り — 症状、心電図・逸脱酵素・血流等を併せず、BMIPP低下だけでLCX急性梗塞とは確定できません。

根拠・参考文献

循環器・問50

出題テーマ心筋SPECTの収集品質を判定する順序

解答例:未確定

未確定・回転投影像又は体動を十分判断できる表示での確認が必要

考え方

負荷像には安静像より広い低集積が見えますが、まず収集品質を確認します。提示の静止した投影像だけでは回転収集全体の体動を十分判定できず、負荷時・安静時のどちらに体動があるか、現段階では解答を確定しません。

各選択肢の解説

  • a:条件付き — 虚血を軽度と判断して手術へ進むには、品質と障害範囲を先に確かめます。
  • b:条件付き — 収集が適切なら負荷時の広い欠損は冠動脈評価を検討する材料になりますが、品質未確認のまま断定しません。
  • c:条件付き — 負荷時の体動が確認されれば、補正又は再収集・再検査を検討する選択です。
  • d:条件付き — 安静時に体動がある場合も同様ですが、左右の投影像を一枚ずつ見ただけでは発生時刻の判定が不足します。
  • e:条件付き — 心外の高集積も再構成に影響します。投影データ、収集方向、補正の効果を確認します。

根拠・参考文献

循環器・問51

出題テーマ小心臓のEF過大評価と軽い虚血の治療判断

解答例:e

考え方

原本はESVが小さく、EFが高く算出されています。小心臓では輪郭抽出によりESVが過小、EFが過大評価され得ます。限られた虚血所見だけから、予後改善のため直ちに血行再建が優れると結論しません。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 前側壁寄りの限局した負荷・安静差は対角枝領域の虚血として検討します。
  • b:正しい — 位相ヒストグラムの分布が狭く、同期性の大きな乱れは目立ちません。
  • c:正しい — 小さいESVと高いEFの組合せではsmall-heart effectを考えます。
  • d:正しい — 心外の肝胆道集積を含む分布はTc血流製剤と整合します。
  • e:誤り — 症状、冠解剖、薬物治療等を含めて決めるもので、この画像のみから予後上の優越性を理由に再建を推奨できません。

根拠・参考文献

循環器・問52

出題テーマPYP陽性後も必要なAL除外とATTR病型確認

解答例:e

考え方

原本は心筋へのPYP集積を認め、H/CLも高値です。しかしこの結果だけでATTRを確定せず、ALを除外する単クローン蛋白検査等を行い、治療適応を判断します。

各選択肢の解説

  • a:正しい — PYPでは通常FDGのような絶食前処置は必要ありません。
  • b:正しい — 提示のH/CL値はいずれも通常の陽性判定閾値を上回りますが、SPECTの心筋局在が前提です。
  • c:正しい — 早期像は血液プール残留の影響を受けやすく、SPECTや遅延像で区別します。
  • d:正しい — 原本の平面像は心臓集積が目立ちます。骨との相対強度をSPECTの局在確認と合わせて判断します。
  • e:誤り — AL型でも陽性例があり、単クローン蛋白評価等を省略して即処方する根拠にはなりません。

根拠・参考文献

関連する過去問

循環器・統計・問53

出題テーマ陰性尤度比による検査後確率

解答例:b

考え方

原本は明らかな負荷時虚血を示さない陰性像として評価します。検査前オッズは0.5/0.5=1、陰性尤度比は(1−0.70)/0.90=1/3。検査後確率は(1/3)/(1+1/3)=25%です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 陰性でも感度70%では偽陰性があり、2%まで低くなる計算ではありません。
  • b:正しい — 陰性の感度・特異度と事前確率をベイズ則で合成した値です。
  • c:誤り — 陰性という検査情報を反映せず、事前確率のままにした値です。
  • d:誤り — 陰性所見なら本条件では事前確率より下がる方向であり、75%には上がりません。
  • e:誤り — 陽性の場合は0.70/(0.70+0.10)=87.5%となりますが、原本を陰性と読む本問とは異なります。

根拠・参考文献

循環器・問54

出題テーマ腹臥位追加像と壁厚増加による減弱・梗塞の区別

解答例:未確定

未確定・体位別欠損範囲とQGSの対比を再確認中

考え方

原本は仰臥位と腹臥位で下壁の見え方が変わります。固定欠損を梗塞と呼ぶ前に、体位による改善、QGSの壁厚増加・壁運動を確認します。複数領域の微妙な灌流差をこの表示から一意に判定できないため、単一の解答は保留します。

各選択肢の解説

  • a:判定の条件 — 下壁の負荷・安静差が体位変更後にも残るかを確認し、RCA虚血と減弱を区別します。
  • b:判定の条件 — 固定性下壁欠損だけでなく、壁厚増加と腹臥位での改善が梗塞に合うかを確認します。
  • c:判定の条件 — LAD近位部と呼ぶには前壁・中隔を含む支配域の広がりが必要です。心尖部の見かけの低下だけで決めません。
  • d:判定の条件 — 側壁の可逆性欠損が再現するかを調べ、LCX虚血の有無を判断します。
  • e:判定の条件 — 側壁の固定欠損と対応する壁運動・壁厚増加低下を合わせて梗塞を検討します。

根拠・参考文献

内分泌・問55

出題テーマMIBIの副甲状腺局在と甲状腺由来の偽陽性

解答例:b

考え方

原本では左前頸部に遅延まで残る集積があります。MIBIは副甲状腺局在を助けますが、甲状腺腫瘍にも集積し、集積の有無だけで両者を確実に鑑別できません。

各選択肢の解説

  • a:正しい — 原本の患者左側、甲状腺下部付近に遅延残留が見えます。
  • b:誤り — 甲状腺結節も偽陽性の原因となります。局在は超音波やCT、必要時の他の所見と統合します。
  • c:正しい — 縦隔は超音波が届きにくく、シンチやSPECT/CTが異所性病変の検索に役立ちます。
  • d:正しい — 添付文書には口内苦味感・金属臭の記載があります。
  • e:正しい — ミトコンドリアに富む好酸性細胞の量がMIBI保持に関与します。

根拠・参考文献

内分泌・問56

出題テーマ複数の機能性甲状腺結節と甲状腺中毒症

解答例:e(候補)

解答候補・頸部と縦隔の集積局在を再照合中

考え方

原本は右頸部の強い局所集積に加え、別の頸部・上縦隔にも集積があります。びまん性一様な取り込みではなく複数の自律性病変を考え、選択肢では中毒性多結節性甲状腺腫を候補とします。各集積の甲状腺組織への対応は超音波・CTと再照合が必要です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 慢性甲状腺炎では不均一な分布もあり得ますが、局所的な自律性高集積を主徴とする状況をまず説明する選択ではありません。
  • b:誤り — 通常は両葉びまん性の取り込み増加を示します。本例の焦点性分布とは異なります。
  • c:誤り — 多くの甲状腺癌は機能低下結節で、甲状腺中毒症と複数の高集積を最もよく説明する選択ではありません。
  • d:誤り — 破壊性のホルモン漏出では通常トレーサ摂取は低く、明瞭な機能性集積とは合いにくくなります。
  • e:正しい — 複数の自律性機能結節と、それ以外の甲状腺組織の抑制という分布を検討します。

根拠・参考文献

肝胆道・問57

出題テーマGSAの心血液プール残留と肝取り込み低下

解答例:c

考え方

原本では心臓の計数低下が遅く、肝の増加も緩やかです。15分頃にも血液プールが残り、肝取り込み低下を示します。図からの概算ではHH15約0.8、LHL15約0.65で、高度の機能低下を疑います。

各選択肢の解説

  • a:誤り — GSAは肝細胞受容体機能を主に反映するため、この動態だけで胆道閉塞を特定しません。
  • b:誤り — 血液プールが長く残り、正常な速い肝取り込みと血中消失の形ではありません。
  • c:正しい — 高い心残留と低い肝集積比は機能する肝細胞受容体量の減少を示唆します。
  • d:誤り — 提示された分布と解析曲線から、この名称の所見を積極的に支持する根拠は確認できません。解答はサイン名ではなく、心残留と肝取り込みの関係から判断します。
  • e:誤り — HH15やLHL15は平面動態データから算出でき、肝機能障害判定に必ずSPECTが必要なわけではありません。

根拠・参考文献

骨・問58

出題テーマ類骨骨腫のnidusとdouble-density sign

解答例:c

考え方

類骨骨腫では造骨活性の高いnidusが非常に強く集積し、周囲の反応性骨形成より中心が濃いdouble-density signを示し得ます。局在には薄いCT等を組み合わせます。

各選択肢の解説

  • a:誤り — 脂肪性病変で、強い中心nidus集積を代表所見とする病変ではありません。
  • b:誤り — 軟骨性病変では石灰化や周囲反応により集積は変わりますが、この特徴を代表するのは類骨骨腫です。
  • c:正しい — 活発なnidusを中心に周囲より強い集積を示すことがあります。
  • d:誤り — 単純性嚢腫では主に辺縁や骨折等の反応が問題で、中心nidusとは異なります。
  • e:誤り — 血液を含む嚢胞性病変で辺縁の反応等を評価しますが、中心nidusの特徴とは異なります。

根拠・参考文献

炎症・リウマチ・問59

出題テーマPMRの多発滑液包炎と関節破壊の少なさ

解答例:a

考え方

原本は肩周囲、股関節周囲・坐骨結節と棘突起間などの集積を示し、PMRに整合します。関節破壊が高頻度という病態ではなく、高齢発症RAなどとの区別が必要です。

各選択肢の解説

  • a:誤り — PMRは通常、RAのような破壊性関節炎を主徴としません。
  • b:正しい — 肩・股関節周囲や棘突起間等の滑液包炎・腱鞘炎が画像上の重要な病態です。
  • c:正しい — 巨細胞性動脈炎を合併し得るため血管分布や症状にも注意します。
  • d:正しい — 一般に低用量の副腎皮質ステロイドを中心に治療し、病状に応じて治療を調整します。
  • e:正しい — 高齢発症RAは近位痛や炎症反応等が重なり、臨床経過と関節所見等で鑑別します。

根拠・参考文献

関連する過去問

内用療法・問60

出題テーマI131-MIBGとLu177-DOTATATEの投与スケジュールの違い

解答例:a

考え方

8週ごと計4回という標準スケジュールはLu177-DOTATATEと混同しやすい点です。I131-MIBGの適応・量・再投与はその製剤の資料に従い、一律に同じコース設定とはしません。

各選択肢の解説

  • a:誤り — Lu177-DOTATATEの標準的な投与間隔・回数をそのままMIBGへ転用する記述です。
  • b:正しい — 遊離ヨウ素から甲状腺を保護するため、投与前からヨウ素剤によるブロックを行います。
  • c:正しい — 褐色細胞腫・パラガングリオーマの承認用量は1回5.55〜7.4GBqです。
  • d:正しい — 集積を確認して治療対象を選択します。神経芽腫等の現行適応拡大を出題時点と区別します。
  • e:正しい — 2024年時点の国内承認適応に対応します。2025年には神経芽腫が追加されているため現行添付文書と年度を区別します。

根拠・参考文献

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